おせち料理教室

12/3(日) よし庵にておせち料理教室が開催されました🍱🎍
2023年師走🍂
木枯らし吹く冬の朝。
まるで帳尻合わせでもするかのようにここ数日で気温がグッと下がってきました。
寒空の下でありながら心はとてもホカホカ…
この日をずっと楽しみにしていたからです😊
宗嘉先生のおせち料理は絶品なのです!
先生が吟味に吟味を重ねた8品はこちら💁

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《おせち料理メニュー》
・江戸雑煮
・大根とサーモンの奉書巻き
・鶏と湯葉の七宝巻
・木の実入り田作り
・市松伊達巻
・あんずきんとん
・門松きゅうり
・ほうれん草の菊和え
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・江戸雑煮


短冊切りにした大根と人参が、まるで金銀の延べ棒のように輝いて見えました。鶏肉からも出汁が出て滋味深い美味しさ。イクラと三つ葉でお化粧されて、お正月にぴったり。
お餅と共にふぅふぅ…と熱々を召し上がっていただきたいお雑煮です。

・大根とサーモンの奉書巻き


本当に巻物のような一品。
白い薄作りの大根から、サーモンのオレンジピンク色が透けていて、とても美しい…。
昆布の紐できちんと結かれて本当の巻物のよう。
巻物は宝巻(ほうかん)や巻軸(まきじく)とも呼ばれ、お経や秘伝が記されたおめでたい文様としても有名です。
訪問着や袋帯などの文様となっています。
柔らかいサーモンとシャキシャキとした大根の食感の違いが楽しい一品です。

・鶏と湯葉の七福巻


七つのお宝がザクザク入ったメインディッシュ。
詳しくはヒミツ😉㊙️
クルクルと巻く瞬間がとても楽しく、気分も盛り上がります。
『もー、これは美味しいに決まっているでしょう!』とみんなでワイワイ作りました。

・木の実入り田作り


田作りってこんなに美味しかったっけ?
木の実がゴロゴロ入ったゴージャスな田作り。
片口鰯はパリパリと香ばしくほんの少しの苦味が大人のお味。今年こそ田作りは手作りしようと心に決めたのでした。

・市松伊達巻


市松文様の伊達巻です。
黄金色とキツネ色の競演。
焼いているうちからフンワリと良い香り…。
あー、端っこだけでも今食べたい‼️
という幼心を抑えるのが大変でした💦

・あんずきんとん


これはもう立派なスイーツです。
この組み合わせは、神レベル。
手が止まらなくなるので罪レベル。
皆さまのきんとんの概念を変えるに違いない、それほどのお味でした。

・門松きゅうり


さっぱりと塩味の生のきゅうり。
イクラや梅みそを添えても可愛らしい。
箸休めにちょうどいい一品です。
門松に形を整えた織り目正しいきゅうりです。

・ほうれん草の菊和え


これもこれも…。ちょっとした味つけの違いで、こんなにほうれん草が美味しくなるなんて!
菊の黄色が目にも鮮やか。
ふわりと菊の上品な香りが舞う名脇役。

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本当に美味しいお料理でした。
楽しくワイワイ頂きました😊
ご参加は茶道の生徒さまたち。
ですがお顔合わせは初めてでした。
フランス人女性の生徒さまもご参加くださいました。
日本の文化と、フランスの文化の違いなどで、大いに盛り上がりました。
『鶏と湯葉の七宝巻』を召し上がった後で…


🇫🇷『日本では7という数字がラッキーナンバーなんですか?』とご質問を受けました。

工藤🇯🇵『東洋では『割り切れない』ことが大事と考えます。
割り切れない→未完成→これからも成長が続く
と考えるからなのです。』

その他にも、

 


🇫🇷『日本に来てみて、たくさんのフランス語を街で見ると嬉しくなります。例えばブーランジェリーとか。フランス文化に対してリスペクトしてくれているんだなぁって。』
🇯🇵『そうですね、たくさんありますね。ところで、洋梨🍐の名前のラ・フランスってどういう意味ですか?』
🇫🇷『うーん🧐。英語で言うと、The France、かな?』
🇯🇵『ザ・フランス?えー、何それー。案外ダサいね』
あはは🤣🤣🤣

 


楽しい女子会のようなおせち料理教室でした😊
笑う門には福来る❣️
来年もきっと良い一年になることでしょう!

2023年12月13日